新生児内科
当院での育児支援について
当院での新生児管理、育児支援
分娩時の蘇生
分娩に立ち会う医師、助産師、看護師は、新生児蘇生法Aコース(専門コース)の終了認定を受けています。院内の新生児蘇生法インストラクターが定期的にフォローアップ講習を行い、必要時には適切な蘇生を行える体制を整えています。
地域周産期センターとの連携
地域の周産期センターと連携しており、赤ちゃんが当院で対応できない病気の場合には新生児搬送します。赤ちゃんに必要な治療が受けられるよう責任をもって対応します。
新生児診察
新生児専門医の資格をもった新生児科医師が、出生後の診察および退院前診察を行います。
新生児科医師の面談
新生児科医師が退院までの間にお母さんのお部屋を訪室して、直接お子さんの診察所見をお伝えするとともに、お母さんからご不安なこと、心配なことがないかを伺って、アドバイスを行います。
退院後フォロー
退院後には、必要に応じてフォローアップ外来や2週間健診で、赤ちゃんの全身状態や体重増加や栄養状態を確認します。また、退院後の生活について、アドバイスを行います。
母乳育児支援
母乳育児についての正しい知識を得て、母乳育児をスムーズにすすめるために、妊娠中から動画を用いた指導を行っています。入院中は授乳方法の指導、乳房ケアの指導を行い、退院後も2週間健診や母乳支援外来で、母乳の授乳方法、直接哺乳量や体重増加を確認したり、母乳育児についてのアドバイスをします。
また、乳児期後期に問題になることがある乳児鉄欠乏性貧血の対策として、臍帯血検査でヘモグロビン値が低めの赤ちゃんについてはリスクをご説明し、必要時のフォローを行っています。
育児支援外来(おひさま)
退院後に精神的な不調や育児のご不安が強い場合には、育児支援外来(おひさま)で専門的知識をもったスタッフが、お話をゆっくりお聞きして、育児に関して必要な情報提供を行います。お子さまの発達を促すような関わり方をお伝えするなどのサポートを行っています。
産後ケア
産後ケア中は、お母さんのお体を休めてゆっくり過ごしていただくとともに、育児スキルが上がりご不安が少しでも軽くなるように、授乳や沐浴などの指導、発育・発達に関するアドバイスや保健指導を行っています。必要時には、新生児科医師が診察を行います。
2ヶ月健診
ご希望の方には2ヶ月健診(自費診療 1,000円)を行っています。生後2ヶ月は赤ちゃんの発育発達にとても大切な時期ですが、次の健診までの間隔が長くあいてしまうため、体重増加や、授乳量、発達についてなど、ご家族にいろいろな不安が出てきやすい時期でもあります。2ヶ月健診では、新生児専門医が赤ちゃんの発育発達を評価するとともに、ご家族の心配ごと、困りごとをお聞きし、アドバイスを行います。
新生児内科の常勤の医師紹介
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部長
滝 敦子Atsuko Taki 安心安全な環境でお母さんが赤ちゃんとの生活をスタートさせて、ご不安なく退院できるようサポートして参ります。
- 日本小児科学会専門医 / 日本周産期・新生児医学会認定 周産期(新生児)専門医
- 日本周産期・新生児医学会新生児蘇生法普及事業(NCPR)インストラクター
- 出生前コンサルト小児科医